Sample Manager 1.1 これ以上便利になってどうするの? レビューです。
いやあ、一度取り上げられたきり、プラグインは紹介されなくなるものも多いと思うのですが、SampleManagerについては何度取り上げてもいいと思うので、取り上げますね。
ADSRが作っている動画で重要なところをつまみつつ、私がいいなと思ったポイントを上げていきます。
まずは外観
フォルダ単位での検索が可能になったので、ちょっと外観も変わりました。
これ、1.07の画面です。
全体の印象は変わってないと思うんですが、この四角で囲んだ部分が変更点です。
フォルダマークがありますね。
今まであったPCマークが無くなって、フォルダに変わりました。もっと効率的になりました。
フォルダで絞り込めるようになった
FOLDERでFEMALEで検索できているのはわかりますかね。
もっと絞り込みたい時、フォルダを使うと便利です。たとえば、あのサンプルパックから絞り込みたい。そういうときなんかフォルダ使うと早いですよね。
サンプルたくさん使う人にありがたいんじゃないでしょうか。
これ見てもらったらわかるように、目玉ボタンの上をクリックすることで検索対象から外せるんです。
複数選択してタグを付けられる
これは便利ですね。やり方は簡単。
例えば、同じギターでも、カントリー風とかメタルとかそういうジャンルで更に分けたかったりしますよね。
そういうタグ付けも簡単です。
And,Orで絞り込めるようになった
タグからand,orで絞り込めます。
ざっくりと探したい時なんかはorでもいいですよね。
もっと絞り込みたいときはand
これも、もちろんフォルダと組み合わせられますから早いですね。
MIDIモード
これは以前からありますけど、ちょっと追加説明しておきますね。
- Fullはいわゆるワンショットですね。一度押したら最後まで再生されます。
- Stopはゲート。押してる間だけ再生。最後まで行ったら止まります。
- Loopは押してあいだずっとループして最後まで再生します。
より、エンドポイントなんかを追い込みたいときなんかはLoopにしておくのは便利ですよね。
Playbackモードは面白いですね。こっちは新規追加です。
→ 普通の再生です。
← 逆回転
←→再生して逆回転します。
特に逆回転なんか、リバース多用する人は視聴できるは便利ですね。
まとめ
ショートカットキーのエディットも強力。
今回だと、あと、データベースのエクスポートも出来るようになってますね。
特に複数選択してタグ付けは非常に便利ではないかと思います。
リバースなんかブラウジングしながら確認できたら便利という人もいるでしょうし。
サンプルの下処理はほとんどSample Managerになってしまいました。ここからsimplerやDrumrackに投げ込む。
PUSHでも高速に編集できるんですけど、その前のサンプル絞り込む段階ではこっちが圧倒的に早い。
そして、ある程度下処理して、最後の微調整にAbleton PUSH2を使うやり方になりました。
PUSHで全部作ろうと思っているわけじゃないですしね。
とにかく、短時間でサンプルをさっと探せるのはありがたい。
私はそれほどサンプルを使わないほうなんですけど、それでも、サンプル使うとなるとかなり時間がかかると感じていました。
今年導入したプラグインで一番時短になったのはこれですね。どのDAWと組み合わせても役に立つプラグイン。
NKSもいいですけど、ADSRのこのシステムでプラグイン検索出来るようにしてくれないかなと思います。
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