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Move日記 AbletonCloudとMoveのファイル周りが良くわからないので整理してみた

Ableton
この記事は約7分で読めます。

AbletonにはAbletonCloudというものがあります。

Abletonの製品の間でやり取りできるクラウドサービスです。

MoveとiOSアプリであるNoteとのやり取り、AbletonのやりとりやPUSH3スタンドアローンで使用できる(現在はまでだ使えませんが、β版では使えるようになりました。)となかなか可能性を感じるものではあるんですが、なかなかわかりにくい仕様だったので整理しておきます…

Moveの場合、Abletonに持っていって完成形を作ったりするのに使う事が多いですかね。

以下のポイントを覚えておくと楽しく使えるんではないでしょうか。

  • Abletonで作ったものをMoveに持っていくことは出来ない。
  • AbletonでCloud上にあるセットを消去することは出来ない。
  • バックアップした場合はPCに保存される。Moveでは直接開けない。
今後は不定期にMoveの記事は書いていきます。

Ableton本体からMoveに持っていくことは出来ない

え、何のためのCloudなのと思われるかもしれませんね。びっくりしたよ…

Ableton本体で作成したファイルをMoveに持っていくことは出来ません。

何を言ってるかわからないと思うのですが、本当です…

Abletonヘルプより引用。

Ableton上でちょっと作り込んでおいたものを、後でMoveに持っていって作業しようなんてことは出来ないんです。

Abletonナレッジベースより引用

AbletonからMove,Cloudと名乗ってるんだから出来るんだろうと思ったら出来なくて、驚きましたね。

MoveからAbletonCloudにアップする方法

MoveからAbletonに持っていくのは極めて簡単にできます。

Shift+1でSet Overviewに切り替え、shiftキーを押しながらアップロードしたいセットを選択します。

Ableton上で同期されます。Abletonで編集は出来ます、一方通行なんですね。

たとえ4トラック、DriftとWavetableのようなものMoveで使えるデバイスでも駄目です。

私のAbeletonに対する愛みたいなもんですね…

Abletonさん、広告出稿を心よりお待ちしております… 

翻訳もかなり精度が高く出来ますよ…なんならAbleton本体のインフォビューの誤訳も把握しております…

Abelton側の設定

Ableton側でAbleton Cloudが表示されるようにしておく必要があります。

環境設定→Library→クラウドを表示

これで認証などすればOKです。

ちなみに同期は相当速いです。

NoteからMoveなどにCloudにあげても高速で同期されます。素晴らしいところですね…

これくらいマニュアルの翻訳も早くして欲しいですね。あ、Abelton,サポートはめっちゃ早いですよ。

これもK君に言ったんだけどなあ…

Moveには自動的に同期される

びっくりするくらい速いです。NoteでAbleton Cloudにアップして本当にあっという間に同期します。

ファイルサイズが小さいのもあるでしょうけど、驚きますね。

クラウドにあるデータは雲マークが表示されるのでSet Overviewで迷った時はこれを目印とするといい。

Abelton本体でAbleton Cloudのセットは消去できない

マジです。Ableton上で表示はされるものの、Ableton上で消すことが出来ない。

AbletonCloudは最大で5つのセットが保存できます。

だから、すぐいっぱいになっちゃうわけですね。消去する必要がある。

消去できるのは、MoveかNoteです。

びっくりしたよ…

Moveで消去する場合、DELキーを押しながら消したいセットを選択です。あとはローカルに保存でもCloudから消せますね。

Moveでたくさん作ったセットをバックアップしたい場合

え、AbletonCloudに5つまでしかセットが保存出来ない。バックアップには心もとないですよね。

Moveで作りかけのビートが途中で溢れかえってるから、Move本体をスッキリさせたい。

どうすればええの…?

作りかけのビートがたくさんあるのに絶望や…

そんな方も安心してください。大丈夫ですよ…

セットのバックアップはMovemanagerで行う必要があるわけですね。

こちらを押せばPCに保存できます。

それこそDropboxなどにバックアップしておいてもいいですね。

ブラウザによっては危険なファイルと言われるかもしれませんけど、無視して保存すればいいです。

俺のビートはFireだから、ブラウザすら危険だと判断する!などと思えばいいのでは?知らんけど…

まあ、でも問題はありますね…

PCに保存したablebundleファイルを再びMoveで使いたい場合

保存したablbundleファイルをMoveMangerから読み込むようなものが見当たらないわけです。

え、ほんまと思いましたけど、ほんまですわ。どうしたらええんですか…

マニュアル見てもそれらしい記述はないですしね。

UPLOADなどのメニューはない。

D&Dしたらなんとかなるとか思ったらそういうわけではない。

Samplesにはあるんですけど。

まあ、Ableton本体では保存したablebundleファイルは開けるわけですけど、Abletonで作業したくない時もありますよね。

むしろMoveでまた作業を続けたい人が多いのでは…

Abletonはそういうことを想定してないんでしょうね。

でも抜け道はありますよ…

iPhoneやiPad,noteをお持ちであればAirdopで共有。その後Ableton CloudにアップロードすればMoveも使えるようになります。

でも、はっきり言って面倒くさいですね…

せっかくMoveがシンプルで使いやすいのに、ここは明らかにマイナスですね。SDカードなどで保存できる形式だったらもっとシンプルだったのかもしれませんね。

海外勢もここはあかんやろと指摘している人はいました。MIDI CCはみんなやっぱり納得いってない。そりゃそうですよね…

まとめ

Ableton Cloud,なかなかわかりにくいです。

これを直感的と思ってるんなら考え直したほうが良いです。

FLユーザーの子にMove楽しいんだけれどと勧めていて、「買おうかな」と言っていたので記事を書きました。

まあ、もうSP404mk2買ったのでMoveは買わないでしょう…

ちょっとAbleton、説明不足ですね。買わなかった理由はこの2点。

「Ableton Cloudって全然わからない」「日本語マニュアルがない」の2点です。

まあ、Moveの日本語マニュアルは出ましたけれど、Ableton12のマニュアルは日本語化されてない。

あと、発売日にマニュアルが出ないのはまずいですよ。

そして、Ableton Cloudの仕様をほとんどのユーザが理解してるとは思えません。

せっかくいいもの作っててもこれでは売れませんよ。Abletonさん。

せっかくMoveは直感的で楽しく遊べるマシンなのに。

ユーザーは出来ないことに腹は立てない。情報が整理されてなくてやりたいことが出来るかどうかわからないから腹を立てるんです。

調べている時間は音楽をやっている時間ではないんだから。

Moveがせっかく音楽への閾値を下げているんですからね。

機会損失をこれだけやっている会社は珍しい。商売下手だなあと思います。

良いところたくさんあるだけに長年のファンとしては歯がゆいですね…

ここは頑張ってほしい。ずっと応援してるんだから。じゃなかったら1100記事を超えても書かない。

堺のやんちゃな高校中退のラッパーが翻訳アプリ片手にマニュアルを読んだりはしないですよ。

まあ、掛け算も奴はあやしいからなあ… いや、四則演算も怪しいかも。K君、ギャラ払ってください。 

店頭で触れる、日本語マニュアルをしっかり作れば、彼はAbletonユーザーになったはずです。

わからないから説明してくれというくらいまでプロダクトに魅力はあるんですから。

Abletonさん、当ブログ広告出稿をお待ちしておりますよ。

広告出稿の暁にはメリットだけを書き、全てのデメリットがある記事を消し去ることも厭いません…

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