クリップビューについて知ろう
セッションビューについて説明してけど、クリップビューがどんなものかわからないと、セッションビューを使いこなすことは出来ないよね。セッションビューについては記事がまとまったのでコーナーにしたよ。
ここまでの記事を見てもらえれば、セッションビューが楽器ということもわかってもらえたんちゃうかな。
で、セッションビューで演奏したり、録音したりするのはクリップなわけ。
クリップってのはオーディオデータかMIDIデータが入ったものなわけやけど、その一つ一つの機能を理解していくことで、よりAbleton Liveが楽しくなるよ。
マニュアルが難しくて挫折したフレンズ、安心してええよ。
初代Ableton Liveを持っていながら、セッションビューを理解せず10年以上過ごしたレジェンド級の無能の自分が説明するよ…ポジティブに言えば大器晩成の自分でも理解できるんやから、みんなはもっと簡単に理解できるはずや。自分で言ってて悲しくなってくな…
わかってる人からしたら簡単でも、わからんから難しいわけやからね…
クリップには2種類ある
- Audioクリップ
- MIDIクリップ
んじゃ、この2つを見てみよう。理解するときにはどこが共通して、どこか違うかを明らかにすることが大事やよね。
はい、こっちがAudioクリップ。
こっちがMIDIクリップ
まあ、2種類クリップがあることはわかるよね。
じゃあ、クリップってなんだろう。色んな所で箱って言われてるね。そう考えてもらってもええかな。
MIDIクリップってのは楽譜みたいなもんやな。これを、例えば、シンセを立ち上げているところにクリップを持っていったらシンセの音がなるね。ピアノの音色を立ち上げていたら、ピアノの音色がなる。楽譜って考えたら、いろんな楽器の音が鳴らせるよね。
Audioクリップってのは文字通り、Audio、録音したものをまとめたものやな。
MIDIトラックで再生することは出来ない。楽譜じゃないから。
まあ、Ableton Liveは編集機能がえげつないんで、AudioクリップをMIDIトラックにドラッグアンドドロップすると、MIDIデータに変換するとしたりできるけどね。えらいこっちゃ。
MIDIクリップの中身
気が遠くなってきたかもしれないけど、我慢してくれ…
自分もマニュアルを10年以上ちゃんと読まずに過ごした伝説の無能やから気持ちは痛いほどわかるよ…
1秒だってマニュアルなんか読みたくないよね。Abletonの人たちが卒倒しそうだけど。
使えるようになってからマニュアル見たらわかったけど、はじめ見たら、頭痛、吐き気、目眩などあらゆる症状が出て命の危険を感じたよ…毛髪も危険にさらされるよね…マジ、危険やな。
MIDIクリップは5つの要素から出来てるんや。
- クリップボックス クリップの拍子などについて
- Launchボックス クリップの再生の仕方などについて
- Notesボックス MIDIデータそのもの再生箇所や反転などについて
- Envelopeボックス MIDI CCについて MIDIの何をオートメーションするかについて
- MIDIノートエディタかエンベロープエディタ 音程、ベロシティなどについて。もしくはオートメーションを実際に書き込むことについて
これらの詳細はまたあとで見ていく。
Audioクリップの中身
- クリップボックス クリップの拍子などについて
- Launchボックス クリップの再生の仕方などについて
- Sampleボックス オーディオデータの再生箇所や反転について
- Envelopeボックス Audioの何をオートメーションするかについて
- サンプルエディタもしくはエンベロープエディタ サンプルの編集についてか、オートメーションの編集について
共通しているのは
クリップボックス、Launchボックス、Envelopeボックスやね。ただ、Envelopeについては、オートメションを編集するところやけど、AudioとMIDIでは当然違うよね。
じゃあ、次回からはこのボックスについて見ていこう。
みんな、MIDIノートエディタもしくは、エンベロープエディタとか頭痛がしてならんと思うけど、なぜそれがあるかわかったら使えるようになるよ。
特にセッションビューでAbleton Live演奏する場合、Launchボックスと、エンベロープボックスが重要になると思う。そのことについてもコツコツ書いていくからね。
クリップがわかってくると楽しいからね。
まあ、自分の冗長な説明よりLive10攻略BOOKの方がわかりやすいよ。
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