パッド研究会の今後について PUSH勉強会1回め



パッド研究会の今後について

今日はシャカリキMONKEY荒削りさん(@RUNOMI69 )と阿佐ヶ谷のスタジオゾットで遊んできて、楽しかった。

ちょっとパッド研究会の今後の運営について考えてみることにした。

パッド研究会の経緯

パッド研究会ももう3回目開催している。前身のPUSH研究会からすれば4回目。

第一回パッド研究会は楽しかった!定例開催するので、また皆さん遊びに来てください。

第2回パッド研究会も楽しかった。また、みなさん一緒に遊びましょう!

第3回パッド研究会も楽しかった…  次回も是非遊びに来てください

PUSH研究会は楽しかった。 定例開催しようと思います。それと持ち物リスト

一番はじめはpush研究会としてはじめたのだけれど、フィンガードラムが面白いので、それを軸にしたゆるい集まりにした。

パッド研究会と名前を変えて、フィンガードラムの講義とセッション、曲作り、それと交流という基本的に3つのパートからなっているのが、今のパッド研究会。

フィンガードラムはまだ発展途上で手順や手の使い方、指の使い方、レイアウトについて体系的な考え方はなかった。

海外ではThe Quest for GrooveのRobさんや、Xpresspadsがある。

私は元々ドラマーなので、ドラマー視点でのフィンガードラムはないものかと思っていた。

ツイッターを見たら、異様にフィンガードラムの動画をあげていて、他のフィンガードラマーと重心や軸、体の使い方が明らかに違う人がいた。そして異様な技術水準。

それがスペカンさん。

無理言って教えてもらうことにして、無理言ってパッド研究会にも来てもらっている。

無理ない暮らしって言ってるのに無理を通してばっかりやな…

スペカンさんが構築しているフィンガードラムのメソッドは、他のフィンガードラマーと全く違っている。

スペカンメソッドは、システマやガンシューティングという極限まで効率よく動く為の方法論と、モーラー奏法などのハイブリットだ。

他のメソッドと根本的に違うのは、フィンガードラムとは何かを深く考えていることだ。

フィンガードラムならではの演奏論があるのだ。生ドラムとはそれは異なる。

なぜ、ドラムのプロであるスペカンさんが、基本的にベロシティ固定を推奨するのか。

なぜ、一本指奏法をやめたほうが良いのか。

なぜレイアウトを固定しないのか。

全て理由がある。

付き合いが深くなるうちに、これは、日本発のメソッドとして広めたいと思った。

少なくともスペカンさんのメソッドをやれば、簡単にできるとは言わないけれど、ドラマーの目線を持ったフィンガードラマーを増やせる。

ドラムではできないフィンガードラムならではの表現が出来ると確信した。

残念ながら、現在の所スペカンメソッド以外に怪我する可能性を減らせる演奏法はないと思う。

怪我をしないということは楽ということだ。

楽ということは沢山練習出来るということだ。

楽ということは技術的に詰まることが少ないから、音楽的な表現について考えることが出来るということだ。

そのため、スペカンさんをけしかけ、サイトを作るのを手伝い、自分もスペカンメソッドを伝えるために多くの記事を書いた。

全くの初心者が指ドラム(フィンガードラム)をやるのに知っておきたいこと

Ableton PUSH2の可能性

3月からスペカンさんと冗談抜きで数百時間の意見交換をしてきた。狂っとるな…

私達がやりたいのは、パッドでドラムを叩くパッドドラミングとでもいうべきものがやりたいことだと見えてきた。

そうした時に、今、自分達がやろうとするパッドドラミングに最適なものは、Ableton PUSH2じゃないかという話になった。

私達がやろうとしている事を簡単に出来るのは、MPCでもなくMaschineでもなかった。

Ableton PUSH2というよりはAbleton live という方が適切か。

となるともうちょっとAbleton PUSH2によせたやり方をやった方がいい。

次回のパッド研究会は、前にも参加者の皆さんに話したように、Ableton特集でやる予定。

Ableton認定トレーナーのAkimさん(@akim_is )にも前回参加してもらった。

Akimさんのサイトはこちら

とりあえず、スペカンさん、Akimさん、私がいればセッションは成り立つことはわかったので、今後もセッションを組み込む形で今後も運営出来たらと思う。

セッション、講義が中心になるのはいいことだ。

フィンガードラムは今、世界中で静かに人気を呼び始めている。ドイツでもフィンガードラムのコンペが行われ、技術革新が次々起こっている。

たが、Ableton PUSH2の可能性はフィンガードラムだけではない。

四度のクロマチックモードと制作ツールとしてのPUSHについて

四度のクロマチックモードには多くの可能性がある。

そして制作ツールとしてのAbleton PUSH2の可能性は他の今まで触ってきたコントローラーとは全く別次元だと思っている。

DMなどで、四度のクロマチックモードの演奏法や、どの順番でAbleton PUSH2の操作を学べばいいか質問を頂く。

けれども、その方がどれくらい音楽をやってきたのか、楽器経験はあるのか、譜面は読めるのか、コードはわかるのか、スケールはわかるのかなど、それぞれの置かれている状況を読み取るのに時間が掛かる。それぞれの学習履歴が把握ができない。

的を外したことをいって時間をムダにさせるのは嫌だ。

説明するのは限界があると感じていた。

もちろん、自分も地方在住で情報がなくて使うのに苦労した。だからちゃんと説明したい。

自分がAbleton PUSH2を好きなのは、生活に音楽を無理なく組み込むことが出来ることなんだとわかってきた。短時間で音楽が出来る。奇しくもLIVEの名詞形がLIFEだ。

だから、何というか落ち着くところに落ち着いたように思う。

使えるようになる人が増えたら、自然に生活に音楽が無理ない形で出来るのではないかと夢想する。

30分でも曲を作れるし、Ableton PUSH2は楽器でもあるから練習も出来る。

仕事が終わったら、駅の近くのカフェで30分誰かとセッションするようなことができるかもしれない。

手が悪くなっても演奏も作曲もできる。理論がわからないなりにも使える。簡単とは言わない。でも、最初の一歩は踏み出しやすい。

楽しくなるまでの障害を減らす。

パッド研究会でも充分使えるようになるまで説明できているとは言えない。

発信は続けるけれど、演奏できる人やAbleton PUSH2をわかる人を増やさないと、広げるのは難しい。となると、できる人を増やすしかない。

誰がやるのか。自分だろうなあ。何でこんなことになったんだと思うけど、最後の恩返しだと思う。与えられたものは返したい。

出来る人を増やすにはどうすれば良いか

パッド研究会はゆるい会ではあるけれど、準備は時間が掛かる。

どのような事を講義にするか、それまでにブログに記事はどれくらい書くか、教則本を作るとしてどのような構成にするか、そして、動画はどのようなものを撮るかなどを決めてやってきた。それなりの負担があるのだ。

興味を持ってもらえるように、そして、参加したあとも学べるようにとスペカンさんと打ち合わせして作ってきた。

出席者の予定が変更になる場合もあるので、なかなか気軽にできるものでもない。

これ以上スペカンさんに負担を掛けるのも限界がある。

Ableton PUSH2の操作を理解してもらうためには、それなりに時間をかけて、概念を理解してもらい、実際にやってもらってという時間が必要だと感じていた。

もっと小規模でやる機会を作れば出来る人は増やせる

自分も仕事があるので、丸一日時間を作るのは厳しい。が、一週間の間に数時間なら時間を作れる。

今日は阿佐ヶ谷のスタジオゾットでシャカリキさんとスタジオに入った。

操作が全くわからない状態で入ってもらったのはちょうどよかった。

譜面もPCもわからないとおっしゃっていたが、シャカリキさんは理解力が高いのだと思う。

3時間でこれだけの事ができた。

  • 拍の概念の理解。3連系とスクエアのリズムの違い
  • ドラム、ベース、コードの打ち込み
  • エフェクトの呼び出し
  • オートメーションの掛け方
  • オートメーションの削除
  • ループセレクターの設定
  • ナッジ
  • ベロシティ変更
  • Drumrack呼び出し
  • Drumrackのパッド
  • スケール切り替え
  • LoopLengthの設定
  • Quantize
  • セッションビューとアレンジメントビューの違い
  • セッションビューの演奏
  • アレンジメントビューに録音
  • アレンジメントビューにクリップをコピー
  • Deviceの概念
  • Browseの概念
  • Isomorphicモードの説明
  • Chromaticとの違い

追記:2018/11/12 シャカリキさん、Browse,Device,Add Deviceの概念についてはこちらの記事をご覧いただければ理解できると思います。Drumrackについては、挙動が違うのでまた説明しますね。

Ableton PUSH2のDevice,AddDevice,Browseの意味 


Live9だったので、32パッドとClipでMIDIノートを見られなかったのは誤算だった。自分のミス。

32ノートシーケンサーはメロディックシーケンサーと違い、視覚的な情報が一致するし、操作の多くが、Drumrackと共通するため習得が容易。

メロディックシーケンサーは64ノートモードと配列が変わってしまうので、使わないと決めた。

自分もAbleton PUSH2を持っていったが、シャカリキさんのAbleton PUSH2でやってもらった。

実際に自分で操作することで覚えやすくなる。

スケールなども、こういう音楽ではこういうスケールが使われるなどというざっくりした説明であれば、Isomorphicモードでを使えば誰でも一定の形は出来る。

3時間あれば使えるようになる

前から、全くの初心者に説明するためにはどうすればいいか考えていた。

それぞれの動作をシャカリキさんにも最低終わるまでに3回はやってもらえるように考えて今回はやってみた。

3時間あればとりあえずゼロからでもPUSHを作って曲を作るところまではやはりいける。

動画を3時間見るのは正直きついが、対面ならわからないところをすぐ潰せるのでここまでは出来るということだ。

シャカリキさんとはまた、スタジオでAudioの録音やコードやスケールなどの知識も話すと約束した。

もっと気軽にやってみる

こういうカジュアルな場を作ったら、それぞれが各地でパッド研究会を出来るんじゃないか。

カフェでもファミレスでも出来る。

12月末にパッド研究会はやるけれど、阿佐ヶ谷まで遊びにきてくれる人であれば、セッションもするし、わからないところを説明するのもやろうと思います。いままで質問して頂いた人で、遊びにこれる方はまた、連絡ください。

出張先でもちょっとやってみませんかとこれから声を掛けることがあると思います。

Ableton PUSH2、楽しいですね!

追記:2018/11/12

公式の動画です。また、個別の説明は撮ります。字幕を日本語にしてみてください。











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