Ableton LIVE 10.1は楽しい Delayにさらっとモジュレーションがついたのはエグい… | 無理ない暮らし
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Ableton LIVE 10.1は楽しい Delayにさらっとモジュレーションがついたのはエグい…

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Ableton LIVE 10.1は楽しい Delayにさらっとモジュレーションがついたのはエグい…

やっと機材が届いたから、セットアップが終わったら動画撮ったりしていくね。

個人的には、今回のアップデートで目立たないけど凶悪になったなと思うのがDelayなんやよね。

アップデートに関しては他の記事もあるよ。Wavetableはすごい。グローバル企業は怖いなと思ったよ…

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じゃあ、Delayについて見ていこうか。相当な飛び道具だよ。これ。

DelayはもともとSimple DelayとPing Pong Delayだった

何が変わったと言う前に、まず確認していこうか。

今回統合されたのは2つ

  • Simple Delay
  • Ping Pong Delay

なんやね。

まず、Simple Delayから見ていこうか。

非常にシンプルやね。

ステレオリンク、BPMと同期するもの。ビートのオフセット、フィードバックという極めてシンプルなDelayやね。

ま、自分みたいな元ギタリストやと、BPMが同期する時点で、PCすげーってなったけどね。

昔は演奏しているときテンポに合わせて符点8分音符にしたりしてたんやで。

アンプ一台しかなくてしかもモノラルとかね…老害ですまんな。

で、自分、新機能かと思ってたけど、右クリックしたらDelayのモードが3つ選べるのね…

PUSHでも出てこなかったから気が付かなかったよ…

一応、こういうことらしいよ。マニュアルからの引用ね。

[Re-Pitch]では、ディレイ時間を変更するとピッチに変化が生まれます。古いタイプのハードウェアディレイユニットに似た動作です。
[Fade]では、古いディレイ時間と新しいディレイ時間との間にクロスフェードが作成されます。ディレイ時間が徐々に変更される場合、タイムストレッチに似たサウンドが生まれます。[Fade]はデフォルトです。
[Jump]では、新しいディレイ時間にすぐさまジャンプします。この場合、ディレイが鳴っている間にディレイ時間が変更されるとクリックノイズが生じますのでご注意ください。[Jump]モードは、Live 8より前のバージョンでのデフォルト動作に相当しています。旧バージョンで作成されたセットをロードすると、[Jump]が自動的に選択されます。

 

まあ、そんな事言われても難しいから動画貼っておいたよ。

確かにこの3つの特徴はあるね。

ただ、これ右クリックしてしか出ないから、うっかりさんはわすれとったやろうね。

飛び道具としては、Re-PitchとJumpは使えそうだよね…

基本的なものは同じ。バンドパスフィルターがあって、独特の音質変化があるのが面白かった。

ディレイがピンポンになるのと、フィルターが付いてるところが違いかというと、それだけやなかったんよね。

Ping Pong Delayにはフリーズが付いてる。でも、Delayにはついてなかったんや。

ギターなんかで一人でパフォーマンスするひとは、Reverbを使っている人が多かったんちゃうかな。

Delayでどうなったのか

まあ、大体同じって思ったらそんな事無くてびっくりしたわ。

まず、普通のDelayでFreezeが使えるようになった。

なんで、Reverbと違ったやり方が出来る。Reverbはパッドサウンドを作って、即興という形が多かったと思うけど、

Delayだとリズムを刻んだような形に出来るからね。

動画見てもらったらわかるかな。Ping Pong Delayの効果なしにDelayでリズムを作ってるのがわかるんじゃないかな。

それと、サラッとぶっこんであるからびっくりしたのは、モジュレーションね。

モジュレーションってのは周期的に変化させるって意味。

ということは、フィルターと時間両方を自動で周期的に変化させられるってやつ。

こういうハチャメチャなこと出来る。Abletonは時々頭おかしい(褒め言葉ね)よね…

モジュレーション(LFO)を使うのは、アイデア次第では何でも出来ると思う。


追記:2019/05/13

LFOについて説明してある記事を追加。

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こういう仕組み知りたい人は、この本は役に立つと思うよ。

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シンセサイザー入門 音作りがわかるシンセの教科書 松前公高 Ableton Liveでサンプリングは楽しいというコーナーを作りました。 サンプリングで一曲を作る動画を作って、それと記事を見たらサンプリングの考え方と手順がわかると思ってるんで

一見すると地味なDelayだけど、やり方によってはいろんなことが出来るな。

自分がやるなら、フリーズをマクロにアサインしていろいろ遊ぶかな…

あと、PUSHでも表示が変わっている。いいなと思ったのが、Delayの長さが16分音符単位でどれくらいずれるかさっとわかるところね。

フィルターの波形も見られるよ。

LIVE10.1 楽しいな!

追記:2019/05/11

もちろん、モジュレーションがついたということは、コーラスもフランジャーも作れるようになったということです。

あと、DelayTimeがびっくりするくらい長くなりました。いままで、ロングディレイが欲しい時は他のプラグイン使ってたんですけど、これで純正のもので使えます。

前までは、Simple Delayが300ms、Ping Pong Delayが999ms、Echoが2.5sですからね。

いろいろ遊び方があると思います。

追記:2019/06/01

Live10.1が正式にリリースされて、公式のYoutubeの動画も更新されました。

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