タンドリーチキンとRufus Thomas | 無理ない暮らし
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タンドリーチキンとRufus Thomas

楽しい自炊と音楽
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タンドリーチキンとRufus Thomas

鶏胸肉を買ってきた。3枚で457円。

鶏肉には安くて何の料理にも使える。ありがたい存在である。

ここのところ仕事が立て込んでいてまとめて作ってしまいたい。となると何が良いか。

タンドリーチキンを作ろう。簡単である。バターチキンカレーにも応用できるので是非覚えたい料理の一つだ。

胸肉でももも肉でもどっちでも良い。一応、胸肉が本式らしいが、好きなように作ればいいのである。

簡単な割にうまい。冷めてもいける。庶民の味方である。

気分転換に買い物に行ったが忙しいときや、平日ならネットスーパーはオススメ

材料

  • 鶏胸肉 適当
  • 酒 ドリップを拭き取るまでに待つ間にも必要。浸かるまで待つのにも必要だからゆめゆめ忘れることなかれ。
  • ニンニク 適当
  • 生姜 適当
  • ヨーグルト 適当
  • ケチャップ 適当
  • カレー粉 適当

皮を剥ぐ。

塩胡椒をする。塩の機能は下味を入れることと、匂いをとること。牡蠣などに小麦粉や片栗粉をつけて洗ったりするのも機能としては同じ。表面の水分をとることで匂いがとれる。

15分ほど置いて水分が出てくるまでまつ。塩が少なかったので、クレージーソルトを使った。時間がない時には短縮できる調味料を使うと良い。

ドリップしたものをしっかりペーパータオルで拭きとる、ここはコツだろう。

鶏肉は匂いが気になる人もいるだろう。そのため、ニンニクとショウガは大量に使う。アリシンには抗菌作用があるから、使われるようになったのだろう。

ショウガオール、ジンゲロールは抗酸化作用や胃に効くのはよく知られているが、そりゃ暑いところの料理で、ずっと食べられているんだから当然だろう。

ニンニクを包丁の背で潰して、ヘタを切り落とす。そうすると簡単に皮が剥けるので調理が楽になる。もちろん、包丁を使うのがだるかったら、チューブのニンニク、生姜でも構わない。楽をすればいいだろう。

こちらにニンニクのむきかたの説明がある。

生姜はニンニクと同量程度にした。

ヨーグルト、カレー粉、ニンニク、生姜、ケチャップを混ぜておいた。短ければ15分程度でも味は入るが日曜の昼食後などにダラダラ飲みながら漬け込んでおくと夜にはしっかり味がしみる。

もっと、旨味を増したいのであれば、魚介系と加えればいい。もはやタンドリーチキンではないかもしれないが、旨味や奥行きを加えるなら、魚介系、植物系などを加えれば複雑になる。オイスターソースはそういう意味ではかなり使いでがある調味料である。

減塩したい人なら、昆布や和風だしをいれてもいい。

時間がなかったら顆粒だしでも臨機応変に使うといい。

一つの味を強化したいなら、同系統の材料を足すのも一つの方法である。ヨーグルトは当然乳製品。

バターで炒めるというのもありだ。なあに、自炊である。楽しめばいい。

さて、何を聞こうか。

鶏だけに、Rufus Thomasを聞こう。

Rufus Thomasはデーターマン時代の上司に似ている。Rufusさんと心の中で呼んでいた。

こっちの下調べをまるで無視するようなウルトラライティングは甚大な悪影響を自分に与えた。

種田山頭火が好きだと言ってる時点でダメだなと思ったんだが…常人の思考を超えたというか、端的にいって頭おかしい人でした。

いずれ話すことがあるかもしれぬ。まあ、でも、ファンク好きだったんで問題ない。ファンクは地球を救う。

これは、WATTSTAXの映像である。

モータウンもスタックスも映画を撮ったことで、会社が傾くくらいになったわけだが、今ひとつ自分にはわからんかった。

叔母がアメリカ人と結婚しているので、どういうことと聞くと、映画を撮るってのはメインストリームになろうとしたんだと聞いてなるほどと思ったんである。

世界一年をとったティーンエージャーの異名をとるRufus Thomasはやはりファンキー。この時55歳。やっぱり自分も保守的な格好していたらいかんな…

Y’all come on in now
Come right on down front
I got something I want to show you
Now y’all heard of the Popcorn
Y’all heard of the Dog
You heard about all your other dances
But now there’s a brand new dance
That’s going around
I want to show you exactly what I’m talking about
I’m talking about the funky chicken, y’all ready?
You raise the left arm up
And your right arm too
Let me tell you just what to do
Start both of ‘em to flapping
You start your feet to kicking
That’s when you know
You doin’ the funky chicken
You put both arms up across your face
You knees start wiggling all over the place
You flap your arms
And your feet start kicking
Then you know you doin’ the funky chicken
Oh, I’m feeling it now
I feel so unnecessary
This is the kind
This is the kind of stuff
To make you feel like you
Want to do something nasty
Like waste some chicken gravy
On your white shirt
Right down front here we go y’all
You work both arms and you work both feet
Use a dab of gravy, you right on the beat
You flap your arms
And your feet start kicking
The you know you doin’ the funky chicken

まあ、訳す必要もないわな。ブラックミュージックの伝統と言えばいいのか、ダンスを説明している歌なのである。ジャークやらモンキーやらワトゥーシやらダンスにはいろいろある。

叔母の旦那のJohnさんは私とは比べ物にならない真のコレクターで、いろいろ教えてもらった。デトロイトでリアルタイムにファンカデリック見たりしていたと言っていたから、相当ダメな人である。

いろいろ怒られそうなイントロだが、ファンクは細かいことを気にしてはいけない!いい感じで酔っ払ってきたー。

超ファンキーですね。歌詞はこんなんですがどうでもいいですね。ファンキーでありさえすればいいのである。

Baby, back
Dressed in black
Silver buttons all down her back
High hose, tippy toes
She broke the needle and she can sew
Walking the dog
I’m just a walking the dog
If you don’t know how to do it
I’ll show you how to walk the dog
C’mon now c’mon
I asked her mother for fifteen cents
I see you ever jumped the fence
I jumped so high, touched the skies
Didn’t get back ‘til a quarter to five
Walking the dog
I’m just a walking the dog
If you don’t know how to do it
I’ll show you how to walk the dog
C’mon c’mon now
Tell me Mary, what’s your twelve
How does your garden grow
What with silver bells and cockle shells
And pretty maids all in a row
Walking the dog
I’m just a walking the dog
If you don’t know how to do it
I’ll show…

Rufus Thomas – Walkin’ The Dog

ちなみに娘さんはアイドル的な人気を誇ったCarala Thomasである。

まあ、これはLowell Fulsonのバージョンがヒップホップでサンプリングされてるから有名かもしれない。

ひたすらファンキーだ…

永遠のアイドルのRay CharlesはLowell Fulsonをバックアップしていたんだった。

Rayもダンスナンバーは沢山やっているのだが、これならソウルを聞かない人でも楽しめるだろう。

ぎゃーって踊りだしたくなるわな。というか踊っている。

レイ・チャールズの多重録音はマジで凄い。マーヴィンが影響受けてないとは思えないんだが、その指摘もないのは不思議。

言及されることが少ない気もするのだが、サックスもどうかしてるんである。Ray Charlesバンドのメンバー見てみると卒倒するね。もっと酔っ払ってきたー。

ソテーの上にラードを載せて、それからオリーブオイルを掛けたような感じですね…特濃グルーブ。

こういうの聞いて育ったからいろいろ過剰なのか…

いかん、ファンクは自己の闇に囚われてはいけない。George Clintonが言っているように踊りながら考えなくてはいけない!

気を取り直して踊りながら次の曲を聞こう。

こういうの聞いてたから、バップ命の人たちにいじめられたなあ。いけない、心の闇にとらわれては!

大丈夫、マイ・ベスト・フレンドの自分が励ましているから大丈夫である。

オルタードはファットヘッドで覚えた。スケールってあとで名前知ったのは多いな。そう考えると。

もう、ジャケット見ただけで濃いってわかりますね。難しい顔してますけど、あのお姉ちゃん口説くにはどうしようかくらいしか考えてないですね。多分。

このままだと私の好きなホンカーたちについて語っていたら30000語くらいの記事になってしまう。

まあ、ホンカーの名盤に詳しい人いたら、間違いなくモテるはずやから問題ない気もするんやけど、一応これ料理記事やからね。やめとくよ…

Shake a Tail featherの原曲も大好き。このハイハットの刻みはいろいろどうかしていると思う。

さ、そろそろ浸かったころである。では焼こう。

肉が厚めだと焼くのに困るという自炊初心者の方もいるだろう。そういう時にとるのは蒸し焼きである。肉は表面はキッチリ火を通すのが基本だが、強火では中に火が通るまでに焦げてしまう。

そのため、表面に火を通したら弱火で蓋をする。これで中はしっとりして焼ける。時間をおけば予熱でも通るので覚えるとよい調理法である。ちょっと水分が気になるようであれば、最後は蒸し焼きをやめて蓋をあけると水分が飛ばせる。ぱさつかない調理法としてはありだ。

あとは盛り付けて食べればいい。

冷めたら細かく裂いて、サンドイッチにしても悪くない。もっと本格的なものにしたかったら、ガラムマサラなどスパイスを使って味を覚えていくのもいいと思う。

さ、明日は月曜日で憂鬱かもしれないけれど、美味しいもの食べたら今週も乗り切れるでしょう。それこそダンスでもしてファンキーに。自炊も楽しいですね!

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