AbletonLive10レビュー 使ってみたらCaptureは時短の切り札とわかった。 | 無理ない暮らし
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AbletonLive10レビュー 使ってみたらCaptureは時短の切り札とわかった。

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AbletonLive10レビュー 使ってみたらCaptureは時短の切り札とわかった。

追記 2018/02/07 Live10発売になりました。β版と変わったのは、Packのアップデートくらい。Captureはやっぱりすごく使いやすいです。

PUSHでのショートカットキーはrecordを押しながらnewです。

Ableton Live10のβ版がでましたね。ここ数日、色々遊んでました。

私はAbleton PUSH2が大好きなので、新しいシーケンサーモードが一番の売りだろうと思っていたのですが、ちょっと考えが変わりました。普通に考えたらWavetableが目玉なのかな。

自分にとって大事なのは、すぐ録音できること、何かきっかけとなるアイデアがあることです。

captureは時短の切り札です。地味だけど。

Captureってどんなものなの

下手くそな動画ですみません。これ、適当にAbleton PUSH2で演奏して、captureボタンを押した動画です。

Abletonの公式サイトでみて、ちょっと便利かもと思っていたのですが、使うと笑っちゃうくらい便利です。

テンポの呪縛から逃れられる

みなさんのワークフローはどうなのかわかりませんが、とりあえず作り始める時になんとなくテンポ設定しませんか。

BPMが一定の幅でないといけないジャンルなら、はじめからBPMを決められるかもしれませんが、私は色々実験しているうちにテンポが決まることが多いです。

セッションビューで、色々録音していくうちに、なんとなくこのテンポが気持ち良いかなといって微調整することがほとんどです。

でも、Captureをつかうと、初めがすごく楽なんです。

こんな感じのコード進行がよいかなとか、フレーズが良いかなと思ったら、Captureを押すと、クリップが作られます。これ、凄いのがテンポ設定がされるんですよ。白紙の状態から一つ目のフレーズや進行を作るのがすごく楽です。思った以上に大きな新機能です。

自分で初めに気持ちよく弾いたフレーズからBPMを決めていくと、BPMが自然なBPMになります。楽器演奏中心で作る私にはすごく便利でした。

ドラムなんか、フィンガードラミングで、面白いパターン叩いてそこから発展させるとか、可能性はいくらでもあると思います。

セッションビューの使い方が広がる

AbletonLiveの優れている点は、セッションビューにノンストップでどんどん録音できることです。ほかのDAWと違うところですね。

けれどオーバーダブする時に演奏能力の限界でうまくいかないことがあります。

もちろん、テンポを遅くすれば良いんですけれど、自然な生演奏の感覚を残したい時なんかは、一度ループを止めてワンフレーズをひたすら練習する。

ちょっと突っ込んで演奏したいなとか、ためたいなとか、そういう時はすごく良いです。

Captureなら上手く出来たら、クリップの範囲を設定する。リアルタイムと、半リアルタイムの録音の選択肢が出来た感覚です。

AbletonLive10は時短に力をいれた

なんだか、DAWはもう進歩が止まったかのような感じがする昨今ですが、LIVEは9から安定性や使いやすさに力を入れ始めた印象があります。

9はPUSHがとにかく大きかった。PUSHがなかったら、ほかのDAWを使っていたと思います。10は使いやすさ。時間短縮。

WaveTableが目玉だと初めは思っていたんですが、使ってみると随分印象が違います。Drumbussは使った人はみんな凄いといいますが、そうなんですよね。

だって、ドラムの音色を作るのにみんな時間掛けるんだから、そこが楽だったら完成形を作るの楽になりますよね。

そして思っていたよりずっと軽い。これは時間短縮になります。動画を撮ったのは、古いMacBook Air2012なんですけど、簡単なスケッチなら全然いけますね。

録音して、編集するという行程がとにかく簡単になったという印象です。

アレンジビューの操作性にもびっくりしました。これは別の記事で書いたほうがわかりやすいですね。こっちのほうがメリットは大きいかも。私みたいにAbleton PUSH2大好きな人間にはcaptureのメリットが大きいんですが。

セッションビューでアイデアを録りためてからアレンジビューに録音していろいろ編集する。

このあたり前のワークフローが洗練された。

少ない時間を音楽に使いたいと言う人には、LIVEは魅力的なDAWになったといえます。

Captureはなんとなく楽器弾いていて、それをどんどんクリップにしていけるので、思った以上に革命的でした。

10の正式リリースが楽しみです!

私の説明より、AfroDJMacさんの動画がわかりやすいと思うので貼っておきます。

Nakano Shunさんの動画です。長尺でやってくださっているので、わかりやすいですね。

追記:2018/05/24

Youtuberの瀬戸さんもPUSHフレンズですね。瀬戸さんCaptureを上手に使ってらっしゃいますね。練習してるフレーズが使えるのでめっちゃいいんですよ。この動画はPUSHを長時間使っている日本語の動画として貴重です。

クロマチックの4度音程で使えるのもこれだけ長く見ていただければわかりやすいと思います。

追記:2018/07/03

CaptureのAbleton PUSH2でのショートカットキーは、[Record]ボタンを押したまま[New]を押す

追記:2018/07/11 Abletonの認定トレーナーの草間さんがキーボードショートカットをLiveひとくちメモで紹介してくださってます。

マニュアルに載ってなかったんですよね…出先でPUSHないときに嬉しいです。

cmd+shift+c[mac]

Ctrl+shift+C[Win]

です。

これ、本当に便利ですよ!

追記:2018/08/19

認定トレーナーのOguro JuinchiさんがCaptureの機能説明と作曲のアイデアについて説明してくださっています。


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